みなさんこんにちは。青年団演出部の多田淳之介です。
ソウル市民五部作公演真っ最中ですね、ついに4本連続上演!祝!ですが、実は私は全くと言っていいほど公演に関わっていません。そんな私がBLOGに登場した訳は、実は10/25からずっと韓国に来ているからです。
11/21まで釜山に滞在し「LOVE」という作品を釜山の俳優と創作し、現在はソウル、に来ています。ソウル市民とまでは言えませんが、今回は釜山に30日、ソウルには40日間滞在します。
ソウルでは今年日本で公演した「再/生」という作品を日韓俳優と「Re/Play」として作り直して上演します。公演は12/22〜31です。みなさま「ソウル市民五部作」観劇の後にはぜひ2011年のソウルで日韓作品の観劇はいかがでしょうか。
そもそも私とソウルの関係は、2008年に初めて滞在製作をしまして、その時にオーディションで選んだ俳優達と、それ以降毎年ソウルで作品を作り上演しています。
日本では東京デスロックという劇団を主宰して活動していますが、東京デスロックのメンバーの次に多く一緒に作品をつくっているのがソウルの俳優達ということになります。
日本でのソウル市民1909、1919、1929、サンパウロ市民の上演にあわせて、現在の、2011〜12年のソウルの様子をレポートをしたいと思います。
さて、みなさんソウルの演劇の事はご存知でしょうか?ちなみに平田オリザ作品はかなり多く上演されています。韓国の演劇人の中にも、日本の現代口語演劇に影響を受けたと言う人もチラホラ。僕の耳にした限りですが、韓国でよく聞く日本の演劇人は、鈴木忠志さん、坂手洋二さん、つかこうへいさん、金守珍さん、平田オリザ、この辺りの方々は演劇人なら大抵知っているようです。
今月蜷川幸雄さんが、ソウルで初めて作品を上演します。僕も観に行く予定です。まだソウルにあまり蜷川さんの情報が無いようで、僕が蜷川さんについて新聞記者にインタビューを求められたくらいです。日本で蜷川さんはどれくらい有名なのかと聞かれたので、さすがに「日本一有名だ」と答えました、、、、演劇日韓交流、まだまだ進める余地ありますね。
そして、ソウルには、大学路(テハンノ)という演劇の街がありまして、そこら中に劇場があります。私が今滞在しているのも大学路です。
こちらが大学路のMAPですが、驚く事に、印がついているところ全てが劇場です。スーパーの地下だろうがレストランの地下だろうが、とりあえず劇場です。町中に演劇のポスターも貼ってあります。
私が今回公演する情報小劇場も大学路にありまして、実はこの劇場で2008年に青年団の「東京ノート」をソウルに設定を変えた劇団PARKによる「ソウルノート」の上演を観ました。こちらがその時の写真です。

劇団PARKは、2004年に青年団との合同公演で「ソウルノート」をアゴラ劇場で上演した劇団です。かれらの運営する情報小劇場で自分の公演が出来るのも感慨深いものがあります。先達の繋がりを大切につなげて行きたいと思います。
小劇場の雰囲気は日本と近いですが、指定席が多かったり、馬蹄形の劇場も日本に比べると多いです。あとロングランが多いというのも特徴です。日本のようなチラシはほとんどありません。そのかわりパンフレットを豪華に作る傾向にあるようです。情報は、もちろんインターネット。世界一のブロードバンド大国ですから。

パンフレットはこんな感じです、左上の物は釜山で上演しているの私の「LOVE」のパンフレットです。演出家、出演者のプロフィールや物語について等、カラーで10Pくらい。なかなか豪華です。韓国人の演出家と話すと、韓国では無駄にパンフレットが豪華、とも言ったりするので、どっちがどうとかではなく、日本はチラシ文化、韓国はパンフレット文化ということで、まぁお互い思うところはあるといった感じでしょうか。
今回はとりあえずソウルの演劇の事を簡単に紹介しましたが、最後に他の事も少し。まず今回ソウルに来て最初に行ったお店が、ここです。

そう、我らが100円ショップ、ダイソー。こちらでは1000ウォン(70円位)ショップです。日本で売っているものがそのまま売っていたりもします。

日本のお店でいえば、ユニクロもたくさんあります。日本の居酒屋やラーメン屋もここ1〜2年で大分増えました。居酒屋には日本語の提灯が下がっています。ただし、韓国のビール3000ウォンに対してサッポロ生ビールが8000ウォンとかなり割高です。
次回はソウルの日本食についてでも紹介できればと思っております。
ソウル市民2011/11/23
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